日本政府とアラブ諸国が官民を通じて経済関係を強化するための初会合が始まりました。
都内で開かれている「日本・アラブ経済フォーラム」には、チュニジアやアラブ首長国連邦など中東やアフリカの22の国と地域から閣僚や財界トップら1000人以上が参加して、貿易や環境、エネルギーといったテーマを中心に官民を通じた経済協力について話し合われています。
「日本とアラブ諸国の官民を代表する皆様が初めて一堂に会する歴史的な会合です」(岡田克也 外相)
「貿易や投資の拡大、また技術移転、現地での雇用拡大などに貢献していきたい」(日本経団連 御手洗冨士夫 会長)
この会合で日本側はアラブ諸国に対し、太陽光発電ビジネスや水処理のプラントのほか、アニメ産業などの売り込みを行う方針です。(07日13:16)