2013年以降の地球温暖化対策を話し合う国連の気候変動に関する会議「COP15」が7日、デンマークのコペンハーゲンで始まりました。
「(今回の会議は)大きなチャンスです。このチャンスを逃すことはできない」(COP15議長国デンマーク ラスムセン首相)
今回の「COP15」では、新たな議定書など、法的拘束力のある文書の採択は見送られる見通しですが、先進国の温室効果ガス削減の中期目標や途上国の削減行動などを盛り込んだ大枠の「政治合意」を目指すことになっています。
2大排出国である中国とアメリカが相次いで削減目標を発表するなど、合意に向けた機運は高まっていると言える一方、途上国側は削減義務につながる動きに強く反発していて、交渉は難航が予想されます。
最終日の18日には首脳級会合が開かれ、日本の鳩山総理やアメリカのオバマ大統領なども出席する予定です。(08日01:25)