【シリコンバレー=小川義也】米ツイッターは5日、「ツイート(つぶやき)」の検索で米グーグルと提携したことを明らかにした。ツイッターがグーグルに、ツイートのデータを直接提供することで検索結果に即座に反映されるようになる。
ツイッターのディック・コストロ最高経営責任者(CEO)が2014年10~12月期決算発表後の電話会見で明らかにした。グーグルの検索結果にツイートが即座に反映されるようになるのは4月以降の見通し。契約の詳細は明らかにしていないが、米ブルームバーグ通信によると、グーグルはツイッターにデータ使用料を支払うという。
ツイッターは米マイクロソフトの検索サービス「Bing」と米ヤフーとはすでに同様の契約を結んでいる。グーグルとツイッターも2009年に同様の契約を結んだが、11年で終了していた。