河川敷で謎の石像の制作進む 長野・上田、撤去を検討——贯通日本资讯频道
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河川敷で謎の石像の制作進む 長野・上田、撤去を検討

長野県上田市の千曲川河川敷に、作者が不明ながら制作が進む石像がある。記念撮影に訪れる人が相次ぐ一方、国土交通省千曲川河川事務所は無許可の設置は河川法に違反するとして、撤去を検討している。


像は人の胸像とみられ、高さは2メートルを超え、顔の直径は約1.2メートル。河川事務所が最初に気付いた2011年4月以降も髪形や顔つきは変わった。周囲の地面が掘り下げられたり、装飾が加えられたりするなど徐々に大きくなっていった。前部には石段が設けられ、肩付近には人気漫画「ドラゴンボール」に登場する竜とみられる図柄もあしらわれている。


毎年春から秋に、近くで川魚料理店を営む西沢徳雄さん(49)は「一晩で様子がかなり変わっていることもあり、1人での作業は考えづらい。深夜に複数の人が来ているのでは」と推測する。


像を一目見ようと父親と2人で訪れた上田市の原田綾佳さん(21)は「思った以上に大きい。素人が作っているならすごい」と驚いた様子で眺めていた。


河川事務所は今月2日、像に登ってけがをする人が出ないように周囲に柵を張り巡らせた。洪水で流されれば危害を与えかねないといい、作者に名乗り出るよう求めている。和田修一副所長は「他の利用者に迷惑をかける行為。法律にのっとって行動したい」と話している。〔共同〕


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