【パリ=共同】フランス紙フィガロは11日までに、フランス政府の高官が外交関係を断っているシリアのアサド政権の治安機関幹部と2月にダマスカスで会談し、テロ対策などでの協力関係回復を打診したと報じた。会談したのはフランス財務省総監査官パトリック・バラカン氏と、アサド政権の治安機関幹部アリ・マムルク将軍。バラカン氏周辺によると、帰国後、大統領府に会談内容を詳細に報告したという。
フランスは2012年3月に在シリア大使館を閉鎖、その後反体制派をシリアの代表と承認した。
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