【ワシントン=岩本昌子】米連邦準備理事会(FRB)は20日、2014年末の総資産額が前年比約12%増の約4兆4978億ドル(約541兆円)になったと発表した。量的金融緩和の第3弾(QE3)の影響で、引き続きFRBの資産は膨張した。同日発表の監査報告で明らかにした。
大量購入した米国債や住宅ローン担保証券などからの金利収入は13年分よりも3割弱多い1159億ドルだった。経費などを除いた国庫納付金は前年比約22%増の約969億ドルで、過去最高額となった。
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