マンションの一室で大麻を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は11日までに、会社員、栗原一浩容疑者(47)=東京都練馬区=を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで現行犯逮捕した。
同課によると、栗原容疑者は昨年11月ごろにマンションの部屋を借り、大麻草の水耕栽培を始めたとみられる。今月8日、階下の住人が「雨漏りがする」と119番し、消防隊員などが駆けつけたところ、栗原容疑者の部屋から大麻の植物片約1キロ(末端価格約600万円相当)や大麻草とみられる苗木など植物71本が見つかった。
同課によると「体調を崩して将来の生活が不安になり、大麻を栽培して利益を得ようと思った」と供述している。
逮捕容疑は今月8日、練馬区のマンションの一室で大麻草の植物片約1キロを営利目的で所持した疑い。