10道県知事と5政令市長、41道府県議、17政令市議を選ぶ第18回統一地方選の前半戦は12日、各地で投票が始まった。自民、民主両党の「対決型」となった北海道と大分県の2知事選や道府県議選での与野党の消長が焦点となる。
北海道知事選は、繰り上げ投票された羽幌町の4カ所を除く2731カ所の投票所で投票開始。
この日の札幌市は晴れ。道選管によると、午前10時現在の推定投票率は10.94%で、前回を0.98%下回った。10日までの期日前投票者数は前回より39%増の48万955人。午後8時以降に188カ所で開票される。
立候補者は、自民党道連と公明党道本部が推薦し、4選を目指す現職高橋はるみ氏(61)と、民主党道連が支持し、維新の党道総支部、共産党、社民党、道内で影響力を持つ政治団体「新党大地」が支援する新人の元民放アナウンサー佐藤のりゆき氏(65)。
高橋氏の多選や北海道電力泊原発(泊村)の再稼働の是非のほか、人口減少問題や経済対策が争点となった。〔共同〕