決勝戦を前に、球場入りする智弁和歌山の選手たち=2018年4月4日午前9時30分、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場、加藤諒撮影
第90回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)第12日の4日、決勝は智弁和歌山(和歌山)と大阪桐蔭(大阪)の顔合わせ。2年連続の関西対決となった。
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試合が動いたのは四回。智弁和歌山が2死二、三塁から8番東妻の左前適時打で2点を先取した。その裏、大阪桐蔭は無死満塁から、敵失と併殺打の間に2点を挙げ、同点に追いついた。
大阪桐蔭が勝てば、第6、7回大会(1929、30年)を連覇した第一神港商(兵庫)、53、54回大会(81、82年)を制したPL学園(大阪)に続き、史上3校目の連覇で、3度目の優勝。大阪勢としては11度目の頂点で、都道府県別優勝回数で愛知を抜いて単独トップとなる。
智弁和歌山が勝てば24年ぶり2度目の優勝で和歌山勢としては6度目。兵庫、神奈川と並んで都道府県別優勝回数で3位となる。