日本列島は15日、上空に入り込んだ強い寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、福島県白河市で1時間に37.5ミリの激しい雨となった。前橋市などではひょうが降った。
気象庁によると、東日本を中心として上空約5500メートルに氷点下24度以下の真冬並みの寒気が流入。一方で、地上の気温が上昇したため温度差が大きくなり、大気が不安定になった。
白河市の雨は、この地点の4月の降水量として最多を更新した。前橋市のひょうは直径7ミリで、午後2時半ごろに約10分間にわたって降った。ひょうは福岡市や岐阜市などでも観測した。〔共同〕