横浜地検は24日までに、生まれたばかりの男児に足の指3本を失う大やけどを負わせたなどとして、業務上過失傷害の疑いで2013年2月に書類送検された、秦野赤十字病院(神奈川県秦野市)に勤めていた医師2人と、女性助産師1人を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。
助産師は、10年5月に自宅で生まれた男児が呼吸障害を起こしたのに、医療機関にすぐに搬送するなどの適切な対応を怠って低体温症にさせたとして書類送検された。小児科に勤めていた女性医師と研修医だった男性医師は、男児の体を温めようとドライヤーの熱風をかけてやけどを負わせたとして書類送検された。〔共同〕