ノルディックスキー、ジャンプ男子の伊東大貴らが所属する雪印メグミルクが12日、札幌市での陸上トレーニング合宿を報道陣に公開した。ダッシュなどで汗を流した伊東は「まだ体が少し鈍っているが、切れを戻していければしっかり飛べると思う」と充実感を漂わせた。
今回は新シーズンに向けた初の合宿で、気分転換を兼ねてカーリングやヨガを新たに取り入れ、筋力トレーニングの量も増やす予定。岡部孝信コーチは「もう少し体をしっかり動かせれば、もっといいパフォーマンスができる」と強調した。
栄養士による食事指導も導入し、成績向上を狙う。伊東は「ワールドカップの個人総合で常にトップ10にいたい」と意気込み、2014~15年シーズンは不振に苦しんだ清水礼留飛は「まずは(日本の)トップチームに上がりたい」と言葉に力を込めた。〔共同〕