格付投資情報センター(R&I)は21日、LIXILグループの発行体格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げると発表した。同社が水栓金具を手掛けるドイツ子会社、ジョウユウの破産申請を検討すると発表し、「成長戦略の要である海外事業で先行き不透明感が強まっている」としている。
発行体格付けはシングルAで据え置いた。破産の際に生じる損失額は財務評価に大きな影響を及ぼすものではないとしているが、「他の買収案件でも損失が発生するのか、注意深く見守る必要がある」という。
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