ダイヤモンド電機(6895)は1日、米国での独占禁止法違反に関連する顧客からの訴訟で和解が成立し、損害賠償として2000万ドル(現在の為替レートで約24億円)を4年分割で支払うことになったと発表した。ダイヤ電機は弁護士などの付帯費用を含め、2015年4~6月期に約30億円の特別損失を計上する。
16年3月通期の業績予想については「現在精査中で、判明次第直ちに開示する」としている。同社が5月12日に発表した業績予想では、純利益が前期比76%増の9億8000万円になる見込みとしていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕