トヨタ自動車は11日、子会社のトヨタ自動車東日本が運営する宮城県と岩手県の3工場で同日朝から操業を休止していることを明らかにした。10日から激しい雨が続き、宮城県では大雨特別警報が出されている。工場や設備へ被害は出ていないが、従業員の安全を確保するためとしている。今夕以降の稼働については昼をメドに決める。
11日朝から操業を止めているのは、トヨタ自動車東日本の宮城大衡工場(宮城県大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)。両工場では「カローラ」などの小型車を生産している。エンジンを生産する宮城大和工場(宮城県大和町)の操業も停止している。