菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、訪日外国人客数が9月10日時点で2014年の1341万人を超えたことを巡り「観光立国を目指す我が国の政策が、このような結果として表れてきている」と述べた。8月も中国から前年同月比2倍以上の訪日客数となったことにも触れた。株式市場の混乱といった一時的な要因はあるものの、訪日査証(ビザ)の発給要件緩和や消費税免税制度の拡充、航空ネットワークの拡大などが奏功しているとの考えを示した。
訪日客の増加は「安倍政権が掲げている経済成長、地方創生の実現に大きな効果をもたらしている」とし、さらに訪日客が地方を訪れるように対応したいと語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕