【ワシントン=共同】米CNNテレビは20日、来年の米大統領選に向けた16日の共和党候補者討論会後に実施した世論調査結果を発表した。実業家トランプ氏は支持率24%で首位を維持したものの、今月上旬から8ポイント下落。唯一の女性候補フィオリーナ氏は12ポイント増の15%で2位に急浮上した。
調査は17~19日に実施し、共和党支持者ら約千人に誰が党指名候補にふさわしいか聞いた。フィオリーナ氏はコンピューター大手の元最高経営責任者(CEO)で、討論会ではトランプ氏の問題発言や実績について効果的に追及する場面が目立った。
3位は元神経外科医カーソン氏14%で、ルビオ上院議員11%、ブッシュ元フロリダ州知事9%と続いた。一時は首位争いに絡んでいたウォーカー・ウィスコンシン州知事は1%以下に沈んだ。
CNNが主催した16日の討論会は約2300万人が視聴した。