8月の消費者物価指数(CPI)は値動きが激しい生鮮食品を除いたベースで前年同月比0.1%下落し、日銀が量的・質的金融緩和を始めた2013年4月以降で初めてマイナス圏に入った。原油安で電気代やガソリン代が下がったためだが、食品や身の回り品など家計に身近な品目は値上がりも多い。生活実感とずれた物価下落は政府・日銀が急ぐデフレ脱却の大きなハードルになりそうだ。
総務省が25日発表した8月の生鮮食品を除…
1月の実質賃金、横ばい 野菜・ガソリン高騰が影響消費者物価、1年1カ月ぶり上昇 家計支出は減少続く稲葉八段、同世代にもまれ名人挑戦権 「まだ実感ない」イングランド銀行、政策金利据え置き 量的緩和も維持日銀、金融政策を現状維持 GDP成長率見通し引き上げ物価「上がる」64.7%に減少 日銀アンケート実質賃金、11カ月ぶりに下落 11月の勤労統計調査年金法案、午後に参院委で採決へ 与野党が合意