加藤勝信一億総活躍相は19日、誰もが活躍できる社会の実現に向け、厚生労働省や経済産業省など計10府省庁の幹部による「一億総活躍社会づくりに関する関係府省連絡会議」の初会合を開いた。「すべての政策を総動員し、縦割りを排し、政府の持てる力をしっかり発揮してほしい」と述べ、連携を強めていくよう促した。
政府は一億総活躍社会の実現を旗印に、2020年ごろまでの国内総生産(GDP)600兆円や出生率1.8、介護離職ゼロの達成を目標に掲げる。関係する政策を多く抱える厚労省や文部科学省はすでに省内で、関連政策を推進する本部を立ち上げ、取り組みを強める姿勢を示している。