財務省が12日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、11月1~7日の海外投資家による日本株への投資は3週連続の買い越しとなり、買越額は1704億円だった。
外国為替市場での円安・ドル高の進行を好感し、主力株に買いが入った。4日に新規上場した日本郵政グループ3社が順調な滑り出しとなったことも投資家の安心感につながった。
海外投資家は中長期債を3週連続で買い越した。短期債は2週連続の買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は5週連続の買い越しとなり、買越額は1兆347億円だった。海外株式への投資は13週ぶりの売り越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕