【ミュンヘン=共同】国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長がFIFA倫理委員会から永久活動停止処分を受ける可能性があると24日、独紙ウェルトが報じた。同会長はプラティニ副会長へ200万スイスフラン(約2億4千万円)をFIFA資金から不法に支払った疑いで調査を受け、90日間の暫定活動停止処分を科されている。
ウェルト紙によれば、倫理委調査部門が処分を決める倫理委裁定部門に、ブラッター会長の違反行為が汚職とみなされた場合に永久活動停止とするよう求めている。
不透明な金銭授受をめぐって90日間の暫定活動停止処分を受けているプラティニ氏に対しても、調査部門は永久活動停止処分を要求している。