吉野家ホールディングスは9日、牛丼の具を3カ月間毎日食べ続けた場合の身体への影響を調べた実験結果を発表した。成人の男女24人を対象に実験前後の体脂肪率や血糖値などを調べた結果、特に変化は起きなかったという。同社は「毎日食べても健康リスクが増加する兆しは見られなかった」としている。
実験は医療機関に依頼して実施。4~10月にかけて吉野家が販売する冷凍牛丼の具材を3カ月間、毎日1食、被験者に食べてもらった。その結果、体重や体脂肪率、血圧などに特に変化は見られず、血液検査でも中性脂肪やコレステロール類の数値の変動は無かったとしている。
実験中は日常と同じ生活を送ってもらい、牛丼の具を食べる以外は特に運動をしたり、食事制限をしたりはしていない。