新型地球物理総合科学調査船「実験6号」は18日に広東省広州市で、引き渡し・入隊式典が行われた。「実験6号」の使用が開始され、中国における中型地球物理総合科学調査船の空白を埋めるものとなった。新華社が伝えた。
中国船舶集団有限公司の孫偉副社長は、「本日引き渡しした新型地球物理総合科学調査船には世界中を航行する能力と全天候型観測の能力が備わり、技術水準と調査能力は世界の先端レベルに達している」と述べた。
中国科学院の張濤副院長は、「『実験6号』の引き渡し・入隊により、中国の南中国海の諸島エリア、深海、海洋における探査能力と基礎データ収集能力が向上し、南中国海とその島や礁の国土の安全、環境の安全、生態の安全、持続可能な発展のために、また中国が新時期における南中国海地域を運営管理し、海洋強国建設を加速するために、力強い科学技術プラットフォームによるサポートを提供することになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月19日