ミツミ電機(6767)の森部茂社長は21日に開いたミネベア(6479)との経営統合会見で「我々の(主力だった)ゲーム関連事業が大きく落ち込んでいた」と話し、統合を通じて事業構造の改革が必要だったことを示唆した。
任天堂(7974)を主要な取引先として成長してきたミツミだが、森部社長は「ゲーム事業の売上高は現在300億円程度と、ピークだった1000億円から落ち込んでい」と明かした。ミネベアとの経営統合で1000人を超えるミツミの設計技術者の適正配置なども進める。ミツミの森部社長とミネベアの貝沼由久社長は共に「人材は不足気味で、リストラなどは検討していない」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕