【ニューヨーク=共同】米プロフットボールNFLで、シーズン最優秀選手(MVP)を史上最多の5度受賞したブロンコスのQBペイトン・マニングが、2011年に筋力増強効果のあるヒト成長ホルモン(HGH)を使用していたと27日、中東の衛星テレビのアルジャジーラが報じ、波紋を呼んでいる。マニングは同日、米メディアに「完全にでっち上げだ」と強く否定した。
アルジャジーラは27日の番組で、当時コルツに在籍し、首のけがに悩まされていたマニングが、インディアナポリスのクリニックからHGHを受け取っていたとする薬剤師の証言を紹介した。しかし、薬剤師はその後、証言を撤回した。
番組は米大リーグのライアン・ハワード内野手(フィリーズ)らも薬物を受け取ったとしている。