出荷最盛期を迎えたガーベラ=福岡県広川町、福岡亜純撮影
母の日や結婚式向けに人気のガーベラが、出荷最盛期を迎えている。西日本最大の生産量を誇るJAふくおか八女の集荷場(福岡県広川町)では、作業員20人が5万本の花1輪ずつに保護用フィルムを巻く作業に追われていた。
9農家が3・3ヘクタールの畑で160品種を栽培。年間約900万本が、関西と関東を中心に全国に出荷されている。ガーベラは、色が豊富で、入学式や結婚式などの祝い事が近づくと、需要が増えるという。担当の丸山耕平さんは、「母の日は赤やピンク、結婚式では白や黄色が好まれる。色の多さを楽しんでほしい」と話していた。(福岡亜純)