日本野球機構(NPB)による、野球賭博の関与を自ら申し出た選手への特別措置「自主申告制」の申告期間が25日、終了した。期間は6日からの20日間だった。申告の有無については、現時点で公表はしていない。野球協約180条では、野球賭博に関わると、1年、または無期失格の処分となる。期間中の申告なら、本来は無期失格処分の場合でも、反省が認められれば、処分は1年になる。
NPBは昨年から今年にかけて、巨人4選手の野球賭博への関与が発覚したことを受け、12球団で野球賭博に関与しながら申告できない選手、関係者らを対象にした「自主申告制」の特別措置を決めた。現行の野球協約の範囲内で、野球賭博問題の全容解明を目的としたものだった。