(3日、楽天2―1ロッテ)
同点の九回2死二塁、楽天・岡島は「無心でバットが振れた」という。西野のフォークをとらえ、打球は右翼手の頭上を越え、自身4度目のサヨナラ打に。仲間に水をかけられ、「最高です」と叫んだ。
好調だった1番打者は、4月中旬に腰痛で離脱。そこからチーム状態は悪化した。26日に復帰し、「チームが勝つことを優先したい」と奮起。勝負強さを見せたこの日も含め、復帰後6戦で1試合3安打を3度記録した。打率は3割4分9厘でリーグトップに。それでも、「まだ休んでいた分を取り返せていない」。26歳は簡単に満足しない。