聖火を入れた容器を手に、飛行機を降りるリオデジャネイロ五輪組織委員会のカルロス・ヌズマン会長=3日午前7時48分、ブラジリア、林敏行撮影
リオデジャネイロ五輪のブラジル国内での聖火リレーが3日、始まった。首都ブラジリアの大統領官邸でルセフ大統領がトーチに火をともし、五輪3連覇を目指すバレーボール女子ブラジル代表のファビアナ・クラウジノ主将が第1走者を務めた。
特集:リオオリンピック2016
ギリシャで採火された聖火は4月27日にギリシャ・オリンピック委員会からリオ五輪組織委員会に引き渡された後、専用の容器に入れられてブラジルへ空輸された。約1万2千人の走者が引き継ぎながら国内327の都市、およそ2万キロを巡る。8月4日にリオデジャネイロに到着し、マラカナン競技場である翌5日の開会式で点火される。(ブラジリア=柴田真宏)