お年寄りや子どもたちにあいさつするくまモン=5日午前10時38分、熊本県西原村の「にしはら保育園」、福岡亜純撮影
こどもの日の5日、地震発生後、活動を自粛していた熊本県のキャラクター「くまモン」が、活動を再開し、被害が大きかった西原村で避難生活を送る子供や高齢者らと交流した。
特集:熊本地震 ライフライン情報など
特集:あなたの街の揺れやすさを住所でチェック
熊本地震 災害時の生活情報
くまモンは午前10時半ごろ、西原村の「にしはら保育園」に登場。子どもたちから「くまモーン」と歓声が上がった。子どもたちはくまモンを囲んで抱きついたり、記念撮影したりしていた。
くまモンとハイタッチをした佐藤蒼真君(4)は「かわいかった」と笑顔。この保育園で避難生活を送る林原カツ子さん(80)はくまモンと握手し「つらか時だけど、ちょっと笑顔ができました」と目を潤ませていた。
県くまもとブランド推進課長の柳田紀代子さんは「子どもたちのうれしそうな顔に、くまモンも元気をもらった。これからは全力で熊本の復興に貢献したい」と話した。