勝利のあと、両拳を握りしめて喜ぶ宮台
(7日、東大4―0立大)
東大がシーズン2勝目、明大も先勝 東京六大学野球
東大の宮台の直球は力強かった。自身最速タイの145キロをマーク。立大の溝口監督に「完敗です。研究していたが、手の打ちようがなかった」と言わせた。
四回、犠飛で1点を先制し、「行けるぞと思った」と宮台。七回無死二塁では自ら右中間二塁打を打って2点目を奪った。ダイナミックなフォームとは反対に4―0になっても慎重に投げた。捕手喜入(4年、修猷館)とも「1点差のつもりで最後まで投げる」と話し合っていた。
今季は最初の2登板連続でサヨナラ負けを喫するなど4試合で4敗だった。今季初勝利に「ほっとした。プレッシャーはあるが、注目されることはありがたい」。チームの目標の勝ち点1に再び近づいた。