大相撲夏場所の優勝争いは、2場所連続、史上最多を更新する37度目の優勝を狙う横綱白鵬が軸となりそうだ。4場所ぶりに制した先場所に続き、今場所も充実した稽古で高い安定感が光る。6日の取組編成会議で初日は再小結の隠岐の海、2日目は宝富士の挑戦を受けることが決まった。
どすこいタイムズ
白鵬に続くのは、3場所ぶりの賜杯(しはい)を狙う日馬富士と、4場所ぶりの優勝を目指す鶴竜の両横綱。日馬富士は初日に新関脇の勢、2日目は正代との対戦。鶴竜は新小結の魁聖、妙義龍の順で顔を合わせる。
大関陣では稀勢の里に注目が集まる。先場所は13勝2敗の好成績を挙げており、今場所で初優勝した場合は横綱昇進の可能性もあるからだ。初日は妙義龍とぶつかる。もう一人の新関脇の琴勇輝の初日の相手は碧山となった。十両以上の初日からの休場者は東前頭8枚目の旭秀鵬。