東都大学野球の春季リーグ戦は10日、東京の神宮球場で第6週1回戦があり、亜大と日大が先勝した。中大は2005年秋以来の開幕から7連敗となった。
亜大は山田義(4年、沖縄尚学)が8回1失点と好投。打線は二回、正随(2年、大阪桐蔭)の犠飛で先制するなど4得点で援護した。日大は先発の東範(3年、履正社)が一回1死満塁のピンチをしのぐと三回に3安打と敵失で3点を奪い、試合を優位に進めた。
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亜大6―1専大、日大4―3中大
■中大の松田「全部自分の責任」
昨春は2位、昨秋は3位タイだった中大が7連敗と苦しんでいる。松田主将(4年、国学院久我山)は「全部、自分(の責任)ですね」と悔しがった。5番遊撃手で先発し、一回1死満塁で見逃しの三振。六回1死二、三塁は遊ゴロ。七回2死満塁も一邪飛に倒れた。「チームは良い形で追い上げたので明日につながる」と言葉を絞り出した。