神奈川県横須賀市で昨年2月、泥酔した女性と同意なしに性交渉を持ったとして、米国の統一軍事裁判法違反(性的不法行為)の罪で訴追された米海軍横須賀基地の上級上等兵曹の男性被告(43)に対し、米海軍の軍法会議が有罪判決を言い渡したことが、在日米海軍司令部(横須賀市)への取材で分かった。
司令部によると、判決は13日付で、上級上等兵曹が同市内の飲食店で経営者の外国籍の女性と飲酒し、女性宅まで送った際に性交渉があったと認定。禁錮179日と5階級の降格、刑期後の不名誉除隊などの判決を言い渡した。
上級上等兵曹側は「同意はあった」などと主張したが、認められなかった。