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「沖縄の米軍駐留、地域に負担」 オバマ大統領回答3

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-5-27 10:00:45  点击:  切换到繁體中文

 

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今回のアジア外遊に向かうオバマ大統領=21日、ワシントンのホワイトハウス、ランハム裕子撮影


■オバマ大統領書面インタビュー全文:3


オバマ米大統領が朝日新聞に寄せた回答は以下の通り。


「広島が思い起こさせる、罪なき市民の苦しみと喪失」


「南シナ海での中国の行動は懸案」 オバマ大統領回答2


インタビューの英文はこちら



【質問】米国と日本が沖縄の米海兵隊普天間飛行場の返還に合意してから今年で20年になります。専門家の中には、安倍政権が和解案を受け入れたことで移設先である辺野古のキャンプ・シュワブ沖での移設工事が当面中断し、合意が危機にあると指摘する声もあります。米国政府と日本政府はこれまで、この計画が普天間基地による危険を取り除く唯一の解決方法だとの立場でした。日本政府と沖縄県との深刻な対立や、沖縄で先日、若い女性の遺体が見つかって米軍属の男が逮捕されるなど繰り返し起こる犯罪の問題を考慮すれば、代替案を再検討する余地はありませんか。



私が25日に公式の場で述べた通り、沖縄で起きた悲劇について、深い遺憾の意と心の底からの哀悼の気持ちを表明する。これは言葉には言い表せないほどの犯罪であり、被害者の若い女性の家族や愛する人たちに私は心から同情している。日本の司法制度のもとで、きちんと裁きが下されることを確保するため、米国は全面的に捜査への協力を続ける。そして、この事件に対応するとともに、このような悲劇を二度と起こさないことを確実にするために、米国はできる限りのことをし続けるつもりだ。


この一個人による許しがたい行動が、日本で任務に就いて日本の人々との友情を大切にしている多くの米軍関係者と家族らを代表しているわけではない。米軍人や家族たちは、日米共通の安全保障のために、本国から遠く離れて勤務している。彼らは受け入れ先の日本人の寛大さに深く感謝し、よき隣人になれるよう一生懸命に努力している。米軍の最高司令官として、私は日本の自衛隊と協力し合っている私たちの軍をとても誇りに思っている。


もっと広く言えば、日米両政府はこれまで、沖縄における現在の米軍駐留の状況が、地域社会に必要以上の負担を与えていることを認識してきた。私たちがすでに約束したとおり、現行の(再編)計画が完了すれば、沖縄における海兵隊の駐留はほぼ半減し、かなりの沖縄の土地が返還される。そして、残る駐留米軍は、より人口の少ない地域に集約されることになる。私と同様に、安倍首相もこの計画を支持している。このような大幅な再編は簡単ではない。時間がかかる。しかし、私たちはともに前へ進むために尽力している。そして、こうした変化にかかわらず、この地域で米軍はとても効果的であり続け、私たちが日米安保条約が定めた義務を果たし続けることを可能にすると確信している。




 

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