■山口那津男・公明党代表
(安倍首相が28日、麻生財務相や谷垣幹事長に消費増税延期の方針を示したことは)報道しか存じ上げませんので、詳細は分かりかねる。(麻生氏が増税延期の場合は衆院を解散するべきだと主張したことについては)前提がよく確認できていない。(24日の党首会談で)総理は「(消費税率10%への引き上げは)法律で決められている通りです」と、従来のご主張を繰り返された。そのように受け止めている。
ただ、これがどうなっていくのか、しかと承っていないので、見守っていきたい。(増税延期の理由は)今後与党として検討する機会が出てくれば、そこでしっかりやりたい。(サミット後に)総理は「消費税引き上げの是非も含めて検討する。参院選前に結論を出したい」という趣旨の記者会見をされたので、それがまず政府内でどうなるのか。それを見守って参りたい。衆参同日選については、「解散の『か』の字も考えていない」と総理がおっしゃった。総理があの時おっしゃられたこと、それをそのまま受け止めている。(記者団に)