8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪に合わせ、外務省は日本人観戦客向けに「安全の手引き」を作った。現地は人口10万人あたりの強盗件数が日本の660倍と世界有数で、殺人件数も25倍。「常に警戒心を持たなければ、誰もが被害者になり得る」と呼びかけている。 特集:2016リオオリンピック リオ市で2015年に起きた強盗事件は計8万1740件。1日あたり224件で半数が路上強盗だ。現地では換金性の高いスマートフォンを狙った事件が目立つといい、外務省の担当者は「『歩きスマホ』をやったら、まず狙われると思った方がよい」と話す。 リオ市内では格安の移動手段でもあるバス内での強盗も多発。今年4月だけでも490件の事件が起きており、「バスはリスクのある乗り物」として利用を控えるよう促している。 強盗に遭遇した際のポイントは… |
歩きスマホやバス、強盗リスク…リオ観戦に安全の手引き
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