男子シングルスで銅メダルを獲得した錦織圭=竹花徹朗撮影
(14日、テニス男子シングルス3位決定戦)
錦織、ナダル破り銅 テニス日本勢、96年ぶりメダル
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5―2で迎えた第2セットの第8ゲーム。錦織圭はサービスゲームをキープすれば勝ちが決まる場面で、ギアを上げたナダルの逆襲を受けた。
鋭いフォアのショットで攻めてくる元世界1位の圧力にじわじわと追いつめられる。錦織は2度のジュースの末に、この試合で初めてブレークを許した。3―5。ここから3ゲームを連取されると、タイブレークでは1ポイントしか取れずに、第2セットを奪い返された。
「すごく、やるせないというか。5―2だったので、何度も落ちかけた場面はあったけど、最終セットはいつも粘って勝っている。それをイメージして、なるべく2セット目のことは忘れてプレーをした」
それを裏付けるデータがある。…