第98回全国高校野球選手権大会に出場し、2回戦で敗退した静岡代表の常葉菊川の森下知幸監督(55)が21日付で監督を退任するとともに同校を退職し、22日付で御殿場西高校(静岡県御殿場市)に職員として就職する。学校法人常葉学園が15日発表した。
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学園によると、森下監督は6月、家庭内の都合から7月31日付での退職願を学園に提出し、監督を退任する意向を伝えた。学園側は慰留したが、静岡大会で優勝した7月27日に改めて退職願を提出。翌28日には部員にも監督退任を伝えたが、日本高野連から大会前の監督交代は道義的に認められないとされたことなどを受け、甲子園でも指揮を執った。常葉菊川は12日に秀岳館(熊本)と対戦し、1―6で敗れた。