女子ダブルスの金メダルを胸に、泣きながら笑顔を見せる高橋礼華(右)と松友美佐紀=18日、リオ中央体育館、竹花徹朗撮影
(18日、バドミントン女子ダブルス決勝)
リオオリンピック
バドミントンの日程・記録
手に汗握る接戦を制した。バドミントンの女子ダブルスで金メダルに輝いた高橋礼華(あやか、26)、松友美佐紀(24)。激闘の分だけ、試合直後にはさまざまな思いが胸の中をよぎった。
最終第3ゲームの21点目を決めた瞬間、高橋はその場に倒れ込んだ。そこへ、コートの脇から中島慶コーチ(54)が真っ先に駆け寄った。「あのときのことは覚えていない。倒れていたら、誰かが乗っかってきた」と高橋は苦笑いした。立ち上がったときには自分のラケットを踏んづけた。「それくらい、テンパっていた」
決勝の前日、混合ダブルスで優…