日本と韓国双方の国会議員でつくる日韓議員連盟と韓日議員連盟が9日、国会内で合同幹事会を開き、北朝鮮の核実験について「厳重に抗議し、厳しく糾弾する」との緊急声明を全会一致で採択した。韓国側の要望を受け、「非難」から「糾弾」に表現を強めた。
声明は「北朝鮮が全ての核を放棄し、朝鮮半島の非核化に取り組むことを求める」と明記。「日韓両国関係の発展のために議員外交を全力で担っていく」とうたった。合同幹事会には日韓議連の河村建夫幹事長や、韓日議連の姜昌一幹事長らが出席。議連の総会を11月3日から韓国・ソウルで開催することも決めた。