押収された模造拳銃=警視庁立川署
殺傷能力がある空気銃など計111丁を所持していたとして、警視庁は、宮城県塩釜市白菊町、無職坪池家敬容疑者(50)を銃刀法違反(所持の禁止)の疑いで逮捕、東京都と神奈川、千葉両県に住む29~68歳の男15人を同法違反容疑で書類送検し、14日発表した。
生活環境課によると、坪池容疑者の逮捕容疑は1月22日、「準空気銃」4丁を自宅で所持していたというもの。ほかの15人は、坪池容疑者から購入するなどした空気銃や模造拳銃など計107丁を自宅などでそれぞれ所持していた疑いがある。全員容疑を認めているという。
インターネット上で坪池容疑者が空気銃などを販売しているのを捜査員が発見した。坪池容疑者は一昨年末ごろから、日本国内では製造されていない空気銃などを香港から密輸し、これまで116人に計147丁を販売していたという。1丁約1万円で購入し、約2万円で売っていたと同課は説明している。