東京都調布市の学習塾「長谷川塾」で、小学5年の男子児童に暴行してけがをさせたとして、警視庁が、塾長の長谷川陽久(あきひさ)容疑者(37)=台東区=を傷害容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。「塾の宿題を忘れたペナルティーとしてたたいた」と容疑を認めているという。
捜査関係者によると、逮捕容疑は9月7日午後8時~同40分ごろ、調布市小島町1丁目の塾内で、この塾に通う男子児童(10)=三鷹市=の尻を金属製の棒で複数回たたき、約1週間のけがを負わせたというもの。逮捕は今月18日。
児童の親が尻の青あざに気づき、警視庁調布署に相談していた。これまで、署に同様の相談はなかったという。
同塾の男性講師は20日午後、朝日新聞の取材に応じ、「(たたくのは)年に1度あるかないか。保護者会でもうちの塾は厳しいと説明しているし、保護者も納得していたと思う。これまでに苦情はないと思う」と説明した。
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