サッカーU19アジア選手権準決勝のベトナム戦で、先制点を決めて喜ぶ岸本(右から2人目)ら=時事
サッカーのU19(19歳以下)アジア選手権は27日、バーレーンのマナマで準決勝2試合が行われ、初優勝を狙う日本はベトナムに3―0で快勝し、2006年大会以来10年ぶりの決勝進出を果たした。イランを6―5で破ったサウジアラビアと、30日の決勝で対戦する。
すでに来年のU20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会の出場権を獲得している日本は、準々決勝から先発メンバー10人を入れ替えて臨み、前半6分に岸本(セ大阪)が先制点。その後も一方的に押し込み、中村駿(柏ユース)が2得点を挙げた。
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日本・内山監督 「前半でゴールできたのが勝因。(選手の入れ替えは)過去2試合での状態や、精神面などを総合的に判断した。バランスが良く、積極的に戦えた」
ベトナム・トゥアン監督 「日本に攻守で負け、心身ともに消耗した。2点を取られた時点で試合は終わった。来年のU20W杯に向けて、成長したい」(時事)