愛知県一宮市でスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」をしながら運転していた男のトラックに小学生がはねられ死亡した事故で、名古屋地検一宮支部は16日、同市の会社員、川合信右(のぶすけ)容疑者(36)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪で起訴した。
「運転中にポケモンGO」 トラックにはねられ小4死亡
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起訴状によると、川合容疑者は10月26日午後4時10分ごろ、運転しながらスマホのゲームに気を取られ、横断歩道を渡っていた一宮市の小学4年、則竹敬太君(当時9)をはねて死なせたとされる。
県警によると、川合容疑者は「ポケモンGOをしながら運転していた」と供述。県警が川合容疑者のスマホを解析して裏付けを進めた結果、事故直前にスマホのポケモンGOを操作していた履歴が残っていた。現場近くには、ポケモンGOで使う道具などが手に入る「ポケストップ」があったという。川合容疑者は「大変申し訳ない。(則竹君と)代われるなら代わりたい」と話しているという。