ゲーム雑誌などを発行する「ファミ通」が24日に発表したモバイルゲーム白書によると、スマートフォンやタブレット端末で遊ぶ「モバイルゲーム」の世界市場規模は2015年で3兆6136億円だった。1度でも遊んだことがあるゲームの国内ランキングの1位には「ポケモンGO」が入った。
同社がモバイルゲーム白書を初めてまとめた。市場規模の国別ランキングでは、日本が9454億円で1位となり、米国、中国と続いた。
日本については、ネットを通じて回答を得た約1万3千人を対象に、1度でも遊んだり、お金を使ったりしたことがあるゲームを調べ、ランキングとしてまとめた。1度でも遊んだことがあるゲームでは、「ポケモンGO」が、サービス開始から4年以上たった「パズル&ドラゴンズ」などの有名タイトルを上回った。
一方、課金したことがあるゲームでは「パズドラ」が首位で、2位が「ポケモンGO」。3位の「LINE:ディズニー ツムツム」は、女性が利用者の約6割を占めた点が目立ったという。(鈴木友里子)
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■モバイルゲームのランキング
【プレー経験者数】
1位:ポケモンGO
2位:LINE:ディズニー ツムツム
3位:パズル&ドラゴンズ
4位:モンスターストライク
5位:LINE ポコポコ
【課金経験者数】
1位:パズル&ドラゴンズ
2位:ポケモンGO
3位:LINE:ディズニー ツムツム
4位:モンスターストライク
5位:白猫プロジェクト