韓国の世論調査機関「韓国ギャラップ」は25日、11月第4週(22~24日)の世論調査の結果、朴槿恵(パククネ)大統領の支持率が前週より1ポイント下落し、4%になったと発表した。不支持率は93%だった。
韓国ギャラップによると、年代別の支持率では、19~29歳と30代は0%、40代は4%、50代は6%、60代以上は9%だった。同社は1988年から大統領の支持率を調べているが、最も低かったのは金泳三(キムヨンサム)氏の6%だった。朴氏は11月第1週から3週連続で5%を記録。今回はさらに下回り、過去最低を更新した。
検察は20日に中間捜査結果を発表し、支援者のチェ・スンシル被告らと朴氏が「共謀関係にある」との判断を示した。朴氏も当初は検察の捜査を受ける考えを明言していたが一転、拒否。こうした動きが支持率の低下につながったとみられる。(ソウル=東岡徹)