3年ぶりのオリジナルアルバム「人間開花」をリリースしたRADWIMPSの3人。左からギターの桑原彰、ボーカルの野田洋次郎、ベースの武田祐介
大ヒット映画「君の名は。」の音楽で今年の顔となったRADWIMPS(ラッドウインプス)が、3年ぶりのオリジナルアルバムをリリースした。ドラマーの無期限休養というバンドの危機を経験した彼ら。デビュー10周年や初めての劇伴制作を経て生まれたのは、光に満ちた楽曲集だ。
映画主題歌の「前前前世」や「スパークル」を含む15曲を収録。完成後に名付けたタイトルは「人間開花」だ。「光に向かっていくような曲たち。3人の地盤が固まって、もっと進化していけると思えるアルバムになった」(ベース・武田祐介)という感慨を、ストレートに表した。
昨年9月、ドラムの山口智史(さとし)が神経系の難病のため、無期限の休養に入った。ボーカルの野田洋次郎は「バンドがもう終わると思った」と振り返る。
折しもデビュー10周年。予定…
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