您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文

除夜の鐘、お昼につく寺 「うるさい」に配慮、利点も

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-12-25 10:05:45  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


15代目住職の今井一光さんと梵鐘=静岡県牧之原市、北川サイラ撮影


「除夜の鐘」を大みそかの昼につく寺が、静岡県牧之原市にある。「うるさい」という苦情に配慮してやめた鐘を、再開するにあたってたどり着いたアイデア。明るい時間の鐘には思わぬ御利益もあった。


約450年の歴史を持つ大澤寺(だいたくじ)。十数年前、現住職の今井一光(いっこう)さん(58)の父である14代目住職が、除夜の鐘を中止した。夜中から未明にかけて鳴り響く梵鐘(ぼんしょう)の音や、除夜の鐘が終わっても訪れた人らが鐘をつく行為に、地域の人から「うるさい」という匿名の電話が相次いだためだ。


2006年に住職を引き継いだ今井さんの大みそかの仕事は、「除夜の鐘はやっておりません」と書いた掲示板を出し、鐘をつく撞木(しゅもく)をロープで固定することだった。だが、鳴らない鐘は「死んだ鐘」。ただぶら下がる鐘の存在意義は一体何なのか――。そんな思いを抱くようになった。


鐘には今井さんの祖父の13代目の思いも込められている。戦中の金属類回収令で鐘を供出。戦後、探し出そうと訪ねた工場で、鐘が溶かされてしまったことを知った。悔し涙を流した祖父は、檀家(だんか)の支援で、1955年に鐘を復活させた。


「祖父や寄進してくれた人の思いを無駄にしたくない。でも、うるさいという声にも配慮しないと」。そう考えた今井さんは地域を巻き込み、2014年に午後2時から始まる「除夕(じょせき)の鐘」として復活させた。昨年には大みそかの夕飯の支度がしやすいよう、正午に時間を変更。当日は多くの人が参加した。


全日本仏教会によると、除夜の鐘には、梵鐘をつくことで煩悩をなくし、新年を迎えるという意味があると伝えられている。つく時間は大みそかの午後11時過ぎからが多いが、寺によって異なるという。


大澤寺では時間の前倒しによる利点もあった。昼間は足元もよく見え、つまずきにくい。子どもからお年寄りまで幅広い世代が参加しやすく、地域住民同士の交流につながる。今井さんは「伝統も文化も大切だけど、みんなが楽しければ、それでいいんじゃないかな」。


今年も、31日の正午から鐘をつく。(北川サイラ)




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    《问题餐厅》聚焦女性话题 焦俊

    日本第11届声优大奖结果揭晓 演

    东野圭吾作品《拉普拉斯的魔女

    松岛菜菜子裙装造型 “美到令人

    广告

    广告