兵庫県警川西署地域1課の巡査部長藤谷龍一郎容疑者(53)が覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで大阪府警に逮捕された事件で、藤谷容疑者の尿から覚醒剤の陽性反応が出ていたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪地検は27日、同罪で起訴した。府警は自宅から注射器計数十本を押収しており、使用の疑いでも調べている。
覚醒剤所持の疑い、兵庫県警巡査部長を逮捕 大阪府警
藤谷容疑者は今月17日、大阪市北区中崎西1丁目の自宅マンションで少量の覚醒剤を所持した疑いで逮捕された。捜査関係者によると、自宅からは乾燥大麻とみられる植物片や注射器数十本を押収。その後、藤谷容疑者から任意で採った尿を鑑定したところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。